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コラム

「ガクチカがない…」は大丈夫!今から作れる“評価される 経験”の見つけ方

「ガクチカがない…」と不安になるのは、あなただけではありません。

周りが立派な実績を語っているように見えると、自分の経験が小さく感じてしまいますよね。

でも、私たち企業の面接担当者が知りたいのは“すごい結果”そのものではなく、
 あなたがどんな目標を立て、どう考えて行動し、壁をどう乗り越えたかという『プロセス』です。 

つまり、大会成績や受賞歴がなくても、伝え方次第で十分に評価されます。

この記事では、今ある経験を「評価されるガクチカ」に変える方法を、3 ステップとテンプレで具体的に紹介します。
読み終わる頃には、書ける題材が見つかり、
 面接の深掘りにも自信を持って答えられる状態を目指します。」 

1. そもそも「ガクチカがない」と感じる理由

まずは安心してほしいのですが、「ガクチカがない」と感じる人の多くは、
経験が“ない”のではなく、経験の見方と整理の仕方が分からないだけです。
よくある原因を 3 つに分けてみます。

1-1 周りと比べてしまう

SNS や就活サイトの例文を見ると、留学・起業・全国大会のような“派手な経験”が
目に入りやすく、自分の経験が見劣りしている気がしてしまいます。
けれど、面接官が比較しているのは経験の派手さではなく、
 その人がどう考え、どう動いたかです。 

1-2 実績=スゴいこと、だと思っている

 「結果が出ていないと書けない」「数字がないと弱い」 

と思い込むと、題材が一気に減ります。
実際には、結果が途中でも、改善の過程や工夫が具体的なら評価されます。
 むしろ“上手くいかなかった経験を、どう立て直したか”は再現性の証拠になります。 

1-3 何を見られているかが分からない

 ガクチカは、あなたの人柄や仕事の進め方を推測する材料です。 

「結局どこを評価されるの?」が分かれば、
題材の選び方も文章の組み立ても一気に楽になります。

2.企業がガクチカで見ているのは「実績」よりもここ

多くの企業がガクチカで確認したいのは、
 入社後に伸びそうか、チームで働けそうか、壁に当たっても踏ん張れるか、といった点です。 

チェックされやすい観点を、就活生向けに言い換えると次の 5 つになります。

• 目標の立て方:何を「良い状態」と定義し、どこを目指したか
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• 工夫と行動:課題に対して、どう考えて何を実行したか(思考と行動のセット)
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• 困難への向き合い方:失敗・想定外・反対意見にどう対応し、改善したか
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• 周りとの関わり:協力を得るための伝え方、調整、巻き込み
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• 再現性:同じ状況でもまた成果につなげられそうか(学びの言語化)
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ここまでを見ると分かる通り、華やかな実績である必要はありません。
小さくても、 あなたの「考え方」と「動き方」が伝わる経験なら 

十分にガクチカになります。

3.今からでも間に合う:ガクチカの作り方 3 ステップ

ここからは、実際にガクチカを“作る”ための手順です。
ポイントは、①素材を集め、②深掘りし、③文章に整える、の 3 ステップ。
この順番にやると、迷いが減ります。

3-1 STEP1:素材集め(10 分で出せる“日常の頑張り”リスト)

まずは「題材の候補」を増やします。
思いつきで 1 つ選ぶと、後で詰まりがちなので、
いったん量を出しましょう。
次のリストを見ながら、当てはまるものを箇条書きでメモしてみてください。

• アルバイト:新人教育、クレーム対応、売場づくり、シフト調整、発注ミスの改善
• 学業:レポートの工夫、苦手科目の克服、グループワーク、研究の仮説検証
• サークル・部活:新歓、運営、会計、練習メニュー、メンバー間の温度差調整
• 個人:資格勉強、毎日継続したこと(筋トレ・語学・SNS 発信)、家族の手伝い、地域活動
• 就活・進路:志望業界の情報収集、OB 訪問、イベント運営、インターンでの改善提案

 題材を選ぶ 3 つの基準(迷ったらここで決める) 

候補が出たら、次の 3 つで「書きやすく、強くなる題材」を選びます。
派手さではなく、具体性が出るかどうかが基準です。

• 自分が動いた部分が明確か(指示されただけではなく、自分の判断や工夫がある)
• 困りごと→改善の流れがあるか(課題がある題材ほど、行動の説明ができる)
• 誰か・何かが少しでも良くなったか(結果が途中でも“変化”が言える)

この 3 つに当てはまる題材は、面接の深掘りにも耐えやすいです。
逆に、ただ参加しただけの経験は、工夫や役割が書きにくいので避けた方が無難です。

3-2 STEP2:深掘り(エピソードを太くする質問 10 個)

次に、候補の中から 2〜3 個を選び、深掘り質問に答えていきます。
答えが具体的に出る題材ほど、文章にしたときに強くなります。

1. そのときの目標は?(例:ミスを減らす、参加率を上げる、時間を短縮する)
2. 最初に困っていたことは?何がボトルネックだった?
3. 原因は何だと仮説を立てた?(自分なりの見立て)
4. 自分の役割は?なぜ自分が動く必要があった?
5. 具体的に何を変えた?(手順・伝え方・仕組み・ルール)
6. 周りをどう巻き込んだ?反対や無関心にはどう対応した?
7. うまくいかなかった点は?そこから何を修正した?
8. 結果はどうなった?数字がなくても、変化を言葉で示せる?
9. その経験から学んだことは?次に活かせる形で言える?
10. もし同じ状況が来たら、次は何を先にやる?

この質問に答えると、ガクチカの“中身”が出来上がります。特に「原因の仮説」「改善の工夫」
「巻き込み」の 3 点が書ける題材は強いです

3-3 STEP3:文章化(STAR で整える)

深掘りメモを、そのまま長文で書くと読みづらくなります。
おすすめは STAR(Situation/Task/Action/Result)で骨格を作り、最後に「学び」を添える
形です。
文字数の目安は 400〜600 字です(企業指定がある場合はそれに合わせましょう)。

• 状況:どんな場面だったか(所属、期間、前提)
• 課題・目標:何を解決したかったか/目標をどう置いたか
• 行動:自分が考えて実行したこと(工夫・試行錯誤を中心に)
• 結果:どう変わったか(定量・定性どちらでも OK)
※ 学び:再現性(入社後にも活かせる形

4.すぐ使える!ガクチカ文章テンプレ(例文つき)

ここからはテンプレです。
自分のエピソードに当てはめて書けば、まず形になります。
 例文はあくまでサンプルなので、あなたの言葉に置き換えて使ってください。 

テンプレ①:アルバイト編(例:新人が辞めやすい課題を改善)

【状況】私は飲食店のアルバイトで、ピーク帯のオペレーションを担当していました。

【課題】新人が仕事を覚えきれず、短期間で辞めてしまうことが続いていました。私は「定着率を上げる」ことを目標にしました。

【行動】原因を観察すると、教える内容が人によって違い、ミスの指摘が多くなって萎縮してい
る点が課題だと考えました。
そこで・・・
(1)作業を 3 工程に分解したチェック表を作成し
(2)最初の1週間は“できた点を先に伝える”声かけをルール化し、
(3)忙しい時間帯の前後で5分の振り返り時間を確保しました。
店長には負担が増えない形で運用できるよう、チェック表の記入を簡素化し、試験運用から始めました。

【結果】新人のミスが減り、質問の回数が増えて習熟が早くなりました。
結果として、1 か月以内の離職が減り、ピーク帯の人員不足が緩和されました。

【学び】相手が動けるように、作業を分解し、
仕組みに落とすことで再現性が高まると学びました。
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テンプレ②:学業・研究編(例:苦手科目を仕組みで克服)

【状況】私は統計の授業で、最初の中間テストの成績が伸びず苦手意識がありました。

【課題】期末で挽回するために「毎週の理解度を可視化して穴を残さない」ことを目標にしました。

【行動】理解できていない箇所を放置していたことが原因だと考え、
(1)授業後に 10 分で要点を自分の言葉でまとめ、
(2)例題を“解ける/解けない”で分類
(3)解けない問題だけを翌日に解き直す仕組みを作りました。
さらに、友人と週 1 回の確認会を設け、説明できない部分を洗い出しました。

【学び】感覚ではなく、見える化と仕組み化で改善すると、努力が成果につながりやすいと学びました。
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テンプレ③:部活・サークル編(例:参加率の低下を改善)

【状況】サークル運営で、活動への参加率が下がり、雰囲気も停滞していました。

【課題】私は「参加のハードルを下げ、継続参加を増やす」ことを目標にしました。

【行動】原因は、連絡が遅く予定が立てにくいこと、初心者が置いていかれることだと考えました。そこで、
(1)活動予定を月初に共有
(2)初心者向けメニューを別枠で用意
(3)役割分担を小さく切って“任せる体験”を増やしました。
反応が薄いメンバーには個別に声をかけ、参加しやすい形を聞き取りました。

【結果】初心者の参加が安定し、活動後の雑談も増えて雰囲気が改善しました。

【学び】参加しない人を責めるのではなく、参加しやすい仕組みを作ることが、組織の力を引き出すと学びました。
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テンプレ④:趣味・個人活動編(例:継続を習慣化し成果につなげる)

【状況】私は語学学習を継続するために、毎日の学習を習慣化することに取り組みました。

【課題】三日坊主になりがちだったため、「学習を生活の一部にする」ことを目標にしました。

【行動】気合い頼みが続かない原因だと考え、
(1)学習時間を“1 日 15 分”に固定し
(2)通学中に必ず 1 回聞く教材を決め、
(3)週末に 1 週間の振り返りを行い、できなかった日は原因をメモして次週に反映しました。

【結果】学習が途切れにくくなり、一定期間継続できました。

【学び】目標を小さく固定し、行動を環境に紐づけると継続しやすいと学びました。

5.ありがち NG 例と、良い文章への直し方

最後に、よくある“もったいない書き方”と改善ポイントを整理します。
ここを直すだけで読みやすさが上がります。

NG①:結論がない/何を頑張ったか不明
改善:冒頭の 1〜2 文で「何の話か」「何を目標にしたか」を言い切りましょう。
例:『新人定着率を上げるために、教育の仕組みを改善しました。』

NG②:「頑張りました」で終わる(工夫がない)
改善:“頑張り方”を書きます。
工夫は「手順化」「見える化」「役割分担」「声かけのルール化」のように具体的な形に落とすと伝わります。

NG③:数字だけで中身がない
改善:数字は強いですが、なぜその結果になったかがないと評価されにくいです。
『売上が 10%増えました』だけでなく、『どの課題を見つけ、何を変えたか』を必ずセットで。

NG④:自分の役割が見えない
改善:チームの成果でも OK ですが、『自分が担った役割』を 1 行入れましょう。
例:『私は連絡の仕組みづくりと、初心者メニューの設計を担当しました。』

6.面接で深掘りされても崩れない準備


書けたら終わりではありません。
面接では「本当にあなたがやったの?」を確認するために深掘りされることもあります。
 準備のコツは、深掘り質問に“短く”答えられるようにしておくことです。 

よくある深掘り質問(5 つ)
• なぜその目標にしたの?(背景の根拠)
• ほかの方法もあったはず。なぜそのやり方を選んだの?
• 一番大変だったのは?どう乗り越えた?
• 周りはどう反応した?反対はなかった?
• 学びを入社後どう活かす?(職種・仕事に接続)

“再現性”の言い換え(入社後の活かし方)
再現性は難しく聞こえるかもしれませんが、言い換えると「同じような状況でも、また改善できそうか」です。
最後の一文で、仕事に接続して締めると強いです。
例:
• 『課題を分解して手順化する力を、現場の業務改善や新人育成に活かしたいです。』
• 『関係者の意見を聞きながら調整する力を、チームで成果を出す場面で発揮したいです。』

7.まとめ:ガクチカは「特別さ」より「伝え方」

ガクチカは、派手な実績の披露ではありません。
あなたの「考え方」と「動き方」を伝える自己紹介の一部です。

素材を集め、深掘りし、STAR で整える。
この手順で進めれば、きっと企業の面接官にあなた自身の「魅力」を伝えることができるはずです。

 ASCare(アスケア)では、新卒採用を募集しています。 

今回ご紹介したように、 ガクチカは「特別な実績」よりも「プロセスの伝え方」が大切です。 

あなたの経験を自分の言葉で整理し、ぜひ選考の場で“強み”として伝えてください。
募集職種や選考情報、インターンシップ情報は、ASCare 新卒採用サイトでご確認いただけます

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